話すことのできない動物が具合を悪くしたとき、一番大切なのは飼い主様からの情報です。ペットの様子について詳しく飼い主様にお尋ねします。それから獣医師が触ってみたり(触診)観察したり(視診)聞いてみたり(聴診)することが診察の第一歩になります。そのうえで必要であると判断した場合には飼い主様と相談して血液検査、レントゲン検査などの詳しい検査をします。当院ではそのための検査設備を充実させ正確な情報とともに適切な治療を行います。
おうちに来たばかりの子犬や子猫はもちろんのこと。犬や猫は最初の一年で20歳になり、それからは人より4~5倍の速さで年を取ると言われています。だいたい8歳を過ぎると中高年齢になります。この年齢を過ぎましたら定期健康診断を受けましょう。春には狂犬病予防接種、フィラリア症予防が始まります。毎年この時期にあわせて健康診断されてはいかがでしょうか。当院では春のフィラリア症予防にあわせて血液検査の健康診断をキャンペーン価格にて実施しております。
皮膚病の原因となるノミ、ダニの予防はペットだけでなく飼い主様への感染を防ぐためにも大切なものです。またウイルスによる感染症は大きな病気につながります。ワクチン接種で十分予防できますが、これは2〜3年もたつと効果がなくなります。毎年追加接種をして高い免疫を維持しておきましょう。蚊に刺されることによって発症するフィラリア症の予防は毎月毎年の積み重ねです。当院ではおやつタイプをはじめ錠剤.顆粒などその子にあった飲み薬を処方いたします。
最近は高年齢化に伴い、齢をとっているペットでも手術が必要となる場合があります。当院では、最新のモニター機器を使用して絶えずペットの安全を確認しながら手術を行います。
雌犬には閉経がないといわれています。そのため老齢になると婦人科の病気が多くなります。また雄犬は前立腺や肛門の病気のリスクが増えます。若いうちに避妊.去勢手術をしていればこれらの病気を予防できます。当院では手術前に十分な説明を行い、飼い主様に承諾していただくよう心掛けております。